ご依頼品の詳細

ブランド/シリーズ名　：　COACH(コーチ)　/

製品種別　：　レザートートバッグ

カラー　：　ブラック

現在の状態　：　持ち手コバ剥がれなど

ご依頼内容　：　持ち手コバ再加工補修

ご相談内容は？ -持ち手のゴムのような部分が剥がれてきた-

本日はCOACH(コーチ)のレザーのトートバッグの修理ご相談です。

お仕事などの際にご愛用されていたトートバッグなんだそうです。

確かに書類やノートパソコン、タブレットなんかも入りそうで、大きさ的にも便利そうです！

修理内容は？ -持ち手コバの再加工補修-

今回の修理内容は、持ち手コバの再加工修理を致しました。

まずはコバ面の再加工をする前に、定着が弱っているコバを全て剥がしていく必要があります。

外観ではコバが剥がれているのはほんの一部に見えるんですが、実際は広い範囲で定着が弱っている事が多くて、ちょっと引っ張ったら結構簡単に剥がれてしまうケースが多いんですね。

その状態でコバの再加工修理をさせて頂いても、根元が弱っている状態なのですぐに同じような剥がれが出てしまいます。

定着が弱っているコバ加工を剥がしきったら、次は下処理ですね！

こちらのCOACHのトートバッグの場合は、コバ液と言われるような塗料で加工がされていますが、それをしっかり定着させるために先にコバ面の処理をしていくんです。

こちらで今後も気持ちよくご使用いただけたら幸いです。

before-after　写真

【before/after】

・トートバッグの正面から。今回はCOACHのレザートートバッグの修理になります。持ち手が剥がれてきたという事でご相談を頂きました。

・持ち手のゴムのようなモノで加工された箇所が剥がれてきたという事で修理をさせて頂きました。
革の裁断面をコバと言いますが、この部分をそのままにすると繊維層のモケモケが露わになってしまい、見た目的にも耐久性的よくありません。
なので、それを加工されている訳ですが、今回はそのコバ加工が剥がれてきたという症状になります。

・修理の作業としましては、まず定着が弱っているコバを剥がしてから再加工の作業をさせて頂きます。
見た目では一部分だけの剥がれに見えるんですが、このようなケースの場合コバの加工をちょっと手で引っ張っただけで剥がれてきてしまう事が多いんです。それでは根元が弱っている状態なので、いくら修理をさせて頂いたとしてもすぐに同じような剥がれが出てしまいます。

・色合わせしたコバ補修剤で再加工をさせて頂きました。コバ加工のポイントは塗る、乾燥を繰り返して何層も重ねていくのがキレイに仕上がるポイントです。

いかがでしょうか？

今回のご相談のまとめ

本日はCOACH(コーチ)のレザートートバッグの持ち手コバ剥がれ修理ををご紹介いたしました。

これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。

COACHの修理事例はこちら！

持ち手・ハンドルの修理事例はこちら！

革製品のお悩み、お困り事は是非「stuts(studioNUTS)」まで！！

バッグやお財布、靴、ジャケット、ソファなどの革製品の修理から、ファスナー修理や持ち手交換などの縫製修理、メンテナンス、カスタムなどなど、様々な修理を承っております。

もちろんご相談、お見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

◇stuts　youtubeチャンネル◇

当店のyoutubeチャンネルでは、修理の事例紹介や革製品、修理に関連した動画をアップしております。

【youtube】stutsレザーチャンネル