【ルイヴィトン / お財布 修理事例 】エピの長財布の塗装剥がれとファスナー修理のご紹介!
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ルイヴィトン エピの長財布 表面の塗装剥がれとファスナーのお悩みを解決!
ご覧頂き誠にありがとうございます。
神戸のレザーリペアショップstuts(スタッツ)です。
本日は、LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)の長財布の塗装剥がれとファスナーの補修をさせて頂きましたので、修理事例をご紹介いたします。
さて、こちらのルイヴィトンのお財布がどのような修理になったかご覧ください。
また、こちらの記事と同じような症状でお困り、お悩みの方に少しでもお役に経てれば幸いです。
目次
ご依頼品の詳細
ブランド/シリーズ名 : LOUIS VUITTON(ルイヴィトン) / エピ
製品種別 : ラウンドジッピーウォレット
カラー : ブラック
現在の状態 : 表面の塗装剥がれ、スレ、ファスナーの開閉不良など
ご依頼内容 : 表面のリカラー、ファスナー交換修理
ご相談内容は? -表面の塗装剥がれが目立ってきて、ファスナーも閉まらない-
本日はLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)のエピラインのラウンドジッピーウォレットの修理ご相談です。
ご使用年数は9年程という事で、結構長くご愛用されているんですが期間の割には大変キレイにお使いですよね?
今回のご相談としましては、まずファスナーをどちらに動かしても閉まらなくなってしまったという事でホームページのフォームよりお問い合わせを頂きました。
こちらのご相談品のような、外周にファスナーが取り付けてあるラウンドジップタイプのお財布ではもうあるあるのお悩みですね!
本当にこの症状が出ると困っちゃいますよね!
このようなタイプのお財布は、毎日何度もファスナーの開け閉めを繰り返すので、どうしても劣化がしやすく、開閉不良やファスナーテープ(布地部分)の破れなんかが出やすくなってしまいます。
次にご相談頂いたのがお財布表面の塗装剥がれです!
経年劣化のスレなどにより、レザー表皮の塗装が剥がれて使い込んだ雰囲気が出ていますね。
当店でもエピラインの修理は数多くさせて頂いてますが、特にブラックやネイビーといった暗い色のエピはこのような症状が出やすいように思います。
あと元々の加工で光沢のあるエピは、表皮の加工が剥がれてしまって今回と同じようなダメージになるケースが多いですね。
という事で、それでは今回も修理をはじめていきましょう!
こちらのルイヴィトンのお財布がどのようになったか、続きをご覧ください!
修理内容は? -表皮のリカラー塗装とファスナー交換修理-
今回の修理内容は、お財布の表皮のリカラー補修とファスナー交換修理を致しました。
まずはファスナーですが、最初のご相談段階ではファスナーテープやレールには問題が無いように見えたので、一先ずスライダー交換でご案内をさせて頂いたのですが、当店でご用意出来るどのスライダー金具を通してみても何故か動きが硬い!
ファスナーをよく見てみると、レールの方にもダメージが出ていてファスナーが上手く噛み合わない状態になっていました。
という事で、修理内容をご相談させて頂きYKKでのファスナー全交換での対応をさせて頂きました。
古くなったファスナーを丁寧に取り外してから、YKK製のファスナーの中でも最上位種のエクセラシリーズでのファスナー交換です。
ヴィトンのロゴが入った持ち手金具も新しい金具に移植して、ファスナーの修理は完了!
ファスナーもスムーズに動いていていい感じです!
ファスナー修理が終わったら、次は表皮の塗装剥がれの補修です!
まずはクリーナーなどで表皮の汚れをしっかり落としていきます。
この時に汚れや古い加工が残っているとカラーリング剤や補修剤の定着に影響が出てしますので、隅々まで下処理をしていきます。
下処理が終わったら、元の色に合わせたカラーリング剤で再塗装を行い、仕上げにツヤの調整とコーティングをして完成です!
補修では埋めきれない細かなスレ傷は残っていますが、見た目に統一感も出ていい感じに仕上がったと思うんですがいかがでしょう?
こちらで今後も気持ちよくご使用いただけたら幸いです。
before-after 写真
【before/after】
・お財布の正面から。ルイヴィトンのエピライン、ラウンドジッピーウォレットのご相談です!
お財布の外周のファスナーが閉まらなくなってしまい、更に表面の塗装剥がれが目立ってきたという事でホームページよりご相談を頂きました。
・まずはファスナーですが、今回はYKK製のエクセラシリーズのファスナーで交換をさせて頂きました。
当初はファスナーレールなどにダメージが見られないように思われたのでスライダー交換でのご案内だったのですが、当店で用意出来るどのスライダーを通しても動きが何かおかしい!
という事で、修理内容をご相談の上ファスナー全交換をさせて頂きました。
・お財布の表皮には、経年劣化のスレによる塗装剥がれが出ていました。
見た目にもちょっと使用感が出ていましたので、お財布表面はリカラーでの対応をさせて頂きました。
・補修剤では埋めきれないスレ傷が多少残ってはいますが、色や艶などに統一感が出ていい感じになったと思います。
いかがでしょうか?
今回のご相談のまとめ
本日はLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)のエピライン、ラウンドジッピーウォレットのリカラーとファスナー交換をご紹介いたしました。
この度は修理のご依頼を頂きまことにありがとうございました。
これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。
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