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【 エルメス / お財布 修理事例 】アザップロング ファスナー修理をご紹介!


エルメスのアザップロング ファスナーの不具合のお悩みを解決!

 

ご覧頂き誠にありがとうございます。
神戸のレザーリペアショップstuts(スタッツ)です。

 

本日は、HERMES(エルメス)アザップロングのお財布修理をさせて頂きましたので、修理事例をご紹介いたします。

 

さて、こちらのエルメスのお財布がどのような修理になったかご覧ください。

また、こちらの記事と同じような症状でお困り、お悩みの方に少しでもお役に経てれば幸いです。

 

ご依頼品の詳細

 

ブランド/シリーズ名 : HERMES(エルメス) / アザップ ロング

製品種別 : お財布

カラー : ブラック

現在の状態 : ファスナーの開閉不良、スライダーの不具合

ご依頼内容 : ririスライダー金具交換

 

ご相談内容は? -ファスナーが上手く閉まらなくなった-

 

本日はHERMES(エルメス)アザップロングのお財布修理のご相談です。

 

 

 

エルメスのお財布の大定番、アザップロングですね!

 

当店での修理依頼では結構グレーやベージュ、キャメルなどの色が多いのですが、オールブラックというのも高級感と重厚感があって、またこれはカッコいいですね!

 

今回のご相談もファスナーのレールがうまく噛み合わなくなってしまい、お財布が閉まらなくなってしまったという事で修理のお問い合わせを頂きました。

 

 

購入されてからのご使用年数は8年程という事で、そろそろファスナーに不具合が出てくる時期ではあります。

あくまで当店調べですが、大体5~8年程でファスナーの開閉不良が起こる事が多く、修理のご相談を頂くのも大体それぐらいのご使用年数が多いですね。

なので、特にアザップのようなラウンドジップタイプのお財布を5年以上ご使用されている方は、そろそろお気を付け頂ければと思います。

 

 

写真では分かりにくいですが、本来はファスナーが閉まっていなければいけないスライダー金具の左側は開いている事がお分かりになりますでしょうか?

スライダーの経年劣化によって、ファスナーレールを上手く噛み合わせれなくなっている事が原因ですね。

 

 

それでは今回もさっそく修理をはじめていきましょう!

 

こちらのエルメスののお財布がどのようになったか、続きをご覧ください!

 

修理内容は? -ririスライダー交換ー-

 

今回の修理内容は、ファスナースライダーの交換修理になります。

 

 

お財布を検品させて頂きましたが、スライダーの不具合が出ているだけで、ファスナーのレールやテープ部分には大きなダメージは見られませんでした。

こういう症状の場合は、ファスナー全体を交換しなくてもスライダーという金具だけ交換すれば直る事がほとんどです。

 

 

という事で、修理としましては不具合を出している古い金具を取り外してから、新しいririのスライダーを交換していきます。

 

 

お客様の中には、ファスナーなんてどれも一緒でしょ?YKKの安いので直して!なんておっしゃる方がいらっしゃるのですが、意外とメーカーによって互換性がないんですよね!

ファスナーを全部交換してしまう修理の場合は、もちろんメーカー関係なくご要望に合わせて修理をさせて頂く事が出来ますが、スライダー交換の場合は合わない金具を取り付けてしまうと開け閉め出来なかったり、動きが極端に重くなってしまったりするんです。

エルメスのアザップで使われているのファスナーは、riri(リリ)という海外メーカーのモノで、基本的には同じririの金具でないと修理が出来ないんです。

という事で、今回も後からブランドロゴが入ったファスナー引手部分を取り付け出来るririのスライダー金具で交換をさせて頂きました。

 

ファスナーエンドのHの金具はエルメスオリジナルの金具なんですが、今回もこちらを再利用して修理をする事が出来ました。(金具の状態によってたまに折れてしまうんです。)

 

こちらで今後も気持ちよくご使用いただけたら幸いです。

 

before-after 写真

 

【before/after】

・お財布の正面から。エルメスのアザップロングのお財布修理のご相談です!
高級感と重厚感があるオールブラックのアザップですね!ご使用年数は8年程度という事ですが、ファスナーに不具合が出てきたという事でお問い合わせを頂きました。

 

・不具合を出している古い金具を取り外してから、アザップで使われているririというメーカーのスライダーを交換させて頂きました。
ファスナーって、どのメーカーも見た目はほとんど変わらないんですが互換性がないことが多いんです。
ファスナー全交換の場合はメーカーはあまり関係ないんですが、スライダー交換の場合は元々使われているメーカーと同じ金具じゃないと修理出来ない事が多いんですね。

 

・当店調べですが、今回のようなファスナーの不具合が出るのはご購入されてから5~8年程度が多くなっています。
特にアザップのようなラウンドジップタイプのお財布は、ファスナーを開け閉めする機会が多いので、特にダメージは出やすいですね。

 

・ファスナーエンドの「H」の形をしたエルメスオリジナルの金具です。
金具やファスナーの状態により、修理作業の時に折れてしまったりするケースも稀にあるんですが、今回も再利用させて頂く事が出来ました。

 

いかがでしょうか?

 

 

今回のご相談のまとめ

 

本日はHERMES(エルメス)アザップロングのお財布修理、ririのスライダー交換修理をご紹介いたしました。

 

この度は修理のご依頼を頂きまことにありがとうございました。

これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。

 

 

エルメスの修理事例はこちら!

 

ファスナー修理の事例はこちら!

 

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