【 ボッテガヴェネタ / お財布 修理事例 】長財布のファスナー修理のご紹介!
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ボッテガヴェネタのお財布のファスナー不具合のお悩みをスライダー交換修理で解決!
ご覧頂き誠にありがとうございます。
神戸のレザーリペアショップstuts(スタッツ)です。
本日は、bottega veneta(ボッテガヴェネタ)のお財布の修理をさせて頂きましたので、修理事例をご紹介いたします。
さて、こちらのボッテガヴェネタのお財布がどのような修理になったかご覧ください。
また、こちらの記事と同じような症状でお困り、お悩みの方に少しでもお役に経てれば幸いです。
目次
ご依頼品の詳細
ブランド/シリーズ名 : bottega veneta(ボッテガヴェネタ) /
製品種別 : ラウンドジップ長財布
カラー : ブラック
現在の状態 : ファスナーが閉まらなくなってしまった、ファスナーの取っ手が千切れてしまった
ご依頼内容 : ririスライダー交換修理、ファスナー持ち手革チップ交換
ご相談内容は? -ファスナーの調子が悪く、革の持ち手も千切れてしまい困っている-
本日はbottega veneta(ボッテガヴェネタ)のラウンドジップタイプの長財布の修理のご相談です。
さて、今回は新規でご相談頂きましたボッテガヴェネタのラウンドジップ長財布ですね。
ご使用年数は6年程で、ファスナーをどちらに動かしても閉まらなくなってしまって困っているという事で修理のご相談を頂きました。
当店のブログではお馴染みになってきましたボッテガのお財布修理ですが、その中でもファスナーの修理は断トツのご相談件数を頂いております。
上の画像のスライダーというファスナーの開閉金具が、経年劣化によって調子が悪くなってきてしまいファスナーを上手く開け閉め出来なくなっていました。
ラウンドジップのお財布で、どっちに動かしてもファスナーが開いてしまうって結構「偉いこっちゃ!!」ですよね。
言ってしまえばフタが開けっ放し状態なので、お財布としては機能しなくなってしまいます。
今回はスライダーの修理と一緒に、革の持ち手のご相談も頂きました。
本来であれば、ボッテガのお財布だと楕円型の革持ち手が付いているのですが、それが千切れて無くなってしまったそうです。
写真に写っているDカンと呼ばれる金具を持てば、開け閉め出来ないことはないのですが、持つ部分が小さいのですごい不便ですよね。
さて、こちらのボッテガヴェネタのお財布がどのようになったか、続きをご覧ください!
修理内容は? -ririのスライダーと革持ち手の交換修理-
今回の修理内容は、ririのスライダー交換と革持ち手の交換修理です。
過去のボッテガの修理ブログでも何度かご紹介させて頂きましたが、ボッテガヴェネタの製品の多くはriri(リリ)というメーカーのファスナーが使われています。
スイスのファスナーメーカーで、ハイブランドの製品でも多く採用されています。
ファスナーと言えばYKKが有名ですが、スライダー交換の場合は各メーカーによってファスナーの作りが微妙に違うため、違うメーカーのスライダーを取り付けるという事が出来ないんですね。
ririのファスナーは日本では販売店が少なく手に入れることが難しいのですが、当店では海外から取り寄せてスライダー交換に対応させて頂いております。
今回のファスナー修理では、レールなどのお色に合わせてアンティークゴールドのスライダーを交換させて頂きました。
お財布の奥の方に隠れているファスナーの端を表に出してから、新しいスライダーと交換していきます。
スライダー交換と一緒にご依頼いただいて革持ち手については、ボッテガヴェネタの持ち手から取った型を使用して持ち手チップを作成していきます。
革も出来る限り似たお色のモノを使用して作成、交換させて頂きました。
明るい色のお財布だと、どうしても色味などに差が出やすくなってしまうため、持ち手交換とは別に色合わせの費用などが掛かってしまう場合があるのですが、黒のような暗い色の場合だと違和感が出にくいので、持ち手交換のみの費用で交換が可能です。
スライダーと革の持ち手を交換して、今回は修理完了ですね!
ファスナーもスムーズに動いていて、お財布も問題なく開け閉め出来ているので、これで今後も気持ちよくご使用いただけると思います。
before-after 写真
【before/after】
・お財布の正面から。ボッテガヴェネタのラウンドジップ型の長財布になります。当店の修理ブログでは何度もご紹介させて頂いている常連さんのご相談品です。
・ご使用年数は6年程だそうですが、今回はファスナーをどちらに動かしても閉まらなくなってしまったという事で修理のご相談を頂きました。
・ファスナーのレールやテープには大きなダメージは見当たらなかったので、ボッテガヴェネタでよく使われているririのスライダーを使用して修理をさせて頂きました。
・スライダー交換と合わせてファスナーの革持ち手交換もご依頼いただきました。本来の楕円型の持ち手から型取りをして、新しい持ち手チップを取り付けさせて頂きました。
いかがでしょうか?
今回のご相談のまとめ
本日はbottega veneta(ボッテガヴェネタ)のラウンドジップ型の長財布の、スライダーと革持ち手交換修理をご紹介いたしました。
この度は修理のご依頼を頂きまことにありがとうございました。
これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。
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