【 LOUIS VUITTON / ルイ・ヴィトン 】エピラウンドジップ長財布のスレ傷・色褪せのお修理が完了しました!
brand ブランド-kind-製品種別-LOUIS VUITTON -ルイヴィトン-repair-修理内容-お財布スレ傷補修修理事例染直し・カラーリング色褪せ・変色補修
ルイヴィトンのエピのお財布 スレ傷修理のご紹介です!
ご覧頂きありがとうございます。神戸のリペアショップ「stuts(studioNUTS)」です。
神戸は昨日から気持ちの良い晴天ですー☆
日差しが痛いくらいで、「ん?もしや太陽フレアの所業?」と思ったら、それは関係ないそうです。笑
本日は、LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)エピラインのラウンドジップ財布のスレ傷・色褪せお修理が完了しましたのでご紹介いたします。
目次
ご依頼品の詳細
ブランド/製品名:LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)/エピ
製品種別:ラウンドジップ長財布
カラー:ブラック
劣化状態:スレ傷・色褪せ
ご依頼内容:外側の全体リペア
before-after 修理前後写真
【before/after】
・お財布の正面からです。
・お財布の背面側です。
・お財布にスレ傷が出始めて、表面のツヤが無くなっている箇所が目立ち始めています。
・スレ傷を整えてから、ツヤの調整なども一緒にさせて頂きました。
・角スレも出始めていましたので、スレ傷の補修をさせて頂いております。
いかがでしょうか?
今回の修理のご相談は?
「エピ」はフランス語で「麦の穂」という意味だそうです。
風にたなびく麦の穂をイメージし、1985年に作られた型押しのラインです。
当店ではわかりやすく「虎目の模様」などと表現しておりますが、よく見ると型押しのでこぼこ部分で絶妙な色の違いがある手の込んだデザインになっております。なので、トラ模様と称しております。笑
型押しされてしっかりとした塗装面を持っていますが、表面素材が少し柔らかい製品のようで、引っ掻きキズがつきやすく、スレによってくすんだような状態が起こりやすい製品です。
この度のご依頼も、キズとくすみを綺麗に直したいとのご要望でしたので、全体リペアでお修理させて頂くことになりました。
虎目模様の色の差があるので、なかなか塗料の調整が難しいお修理です。
今回の修理内容は?
塗膜がしっかりとしていて製品としてはとても耐久性があると思うのですが、いったん表面のコーティングが剥がれてしまうと・・・かなりその後のスレの進みが早くなるようです。
革の質感を失わないようにリペアしようとすると、この細かい二色使いは再現は非常に難しいのです。
その理由は塗料を使った革製品のリペアのやり方にあります。
キズやシミなどを隠す場合、べたっと塗料を塗ってしまえば簡単ですよね?
しかし・・・それでキズが見えなくなっても、もう表面には塗料の質感しかなく、革の良さが全部台無しになってしまうのです。
目に見えないくらいの薄さで塗料を何層にも吹き付けていくと、革の表情が生きたままの表面リペアが可能なのですが、手作業で作るミクロの世界の薄さなので二色にすることができないのです。
このエピラインのような製品は、買ったばかりの時に「コーティング」することをオススメしております!
細かい配色の切り替えがあったり、デザイン性の高いお色の商品はお修理では再現が難しいので、先のコーティング処理で守ってあげる発想です!
このコーティングも永久的なものではありませんので、年に一度ぐらいは必要になってきますが、修理でデザインが変わってしまう事やとんでもない金額のお修理になってしまう事を考えると、お気に入りの財布やバッグを長持ちさせる一番良い方法です☆
今回のご相談のまとめ
この度は当リペアサービスにご依頼頂き、誠にありがとうございました。
これで今後も気持ちよくお使い頂けると幸いです。
革製品のお悩み、お困り事は是非「stuts(studio nuts)」まで!!
ジャケットやコートなどのパーツ交換、色剥がれ、変色、黄ばみ、黒ずみ修理、縫製修理から、バッグや靴など様々な革製品の修理など承っております。
もちろんご相談、お見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合わせはこちら
バッグやお財布、靴やジャケットなど、革製品の修理・メンテナンスはお気軽にご相談ください!ご愛用品のお悩み、お困り事を解決致します。
スレ傷、シミ、変色、色褪せ、持ち手、裏地、ファスナー、金具などなど、どんな事でもお問い合わせください!
営業時間:10:00~18:00
定休日:木、日、祝日
※お問い合わせフォーム、メール、LINEでのお問い合わせは24時間受け付けております。