ご依頼品の詳細

ブランド/製品名：IL BISONTE(イルビゾンテ)/

製品種別：長財布

カラー：グレー

劣化状態：黒ずみ、色剥がれ、汚れなど

ご依頼内容：レザー部分のリカラー修理

ご相談内容は？ -ブランドのロゴがある付近に色剥がれのような黒ずみが出てきて気になる-

さて、本日はみんな大好きIL BISONTE(イルビゾンテ)のお財布の修理のご相談です。

少し明るめのグレーのシンプルな長財布ですね！

ご使用年数は5年程という事ですが、正面から見ていただいても分かるように、イルビゾンテの牛のロゴの下付近がポッコリなっているのが見てとれますよね。

アップにするとこんな感じです！

これはかなり目立ちますよね！
この部分ですが、実は黒ずみの裏側にはボタンホックがあって、それが原因でこういう症状が出てしまうんですね。

黒色のお財布とかは黒ずみとか出ても色的に目立たないんですが、使われている革の特徴もあってイルビゾンテの製品は結構同じような黒ずみが出る事が多いですね。

修理内容は？ -黒ずみ箇所の部分リカラー修理-

今回の修理内容は、黒ずみが出ているロゴ下の部分リカラー補修です。

お財布の色に合わせたカラーリング剤で、劣化箇所のみを部分的に修理していきます。

お財布全体的に、使用年数分の経年劣化は出ていましたがロゴ下以外の箇所はほとんど目立つダメージはありませんでした。

複数個所にダメージが目立っていたらお財布全体のリカラーなどをご提案させて頂くのですが、今回は正面の黒ずみだけをなんとかすれば十分キレイになりそうだったので部分的なリカラーでご依頼をいただきました。

汚れ落としとかのお手入れをしてから、黒ずみ周辺のぐれーの色に合わせたカラーリング剤を調色していきます。

部分的なリカラーの場合、ただダメージ箇所だけに色を塗れば良いというワケではないんです。
ダメージ箇所だけにピンポイントでリカラーをしてしまうと、修理した箇所との境目に違和感が残ってしまうので、部分リカラーの場合は周辺に馴染ませるように作業をしていきます。

必要があればちょっとずつ微妙に色を変えたカラーリング剤で何層かに分けて作業することもあるんです。

before-after　写真

【before/after】

・お財布の正面から。明るいグレー色のシンプルなイルビゾンテの長財布ですね。使用年数は5年程だそうですが、全体的にキレイにお使いだと思います。

・今回はお財布正面のブランドロゴがある付近に目立つ黒ずみが出てきてしまったという事で修理のご相談をいただきました。イルビゾンテのお財布では結構あるあるな症状なんですが、こんな目立つ箇所にポツンと黒っぽい箇所があると気になりますよね。

・この黒ずみの裏側にはボタンホックがあって、その影響でこのような黒ずみが出てしまうんです。イルビゾンテで使われている革の特性もあるんですが、この部分だけ革が伸びてしまってポコッと膨れた感じになってしまうよね。
今回は部分的なリカラーという事で、黒ずみ箇所だけをリカラーさせていただきました。

・お財布の状態に合わせて全体や部分的なリカラーなどをご提案させていただきます。
今回はこのロゴ下部分のみをリカラーしていきました。出来る限り周りの色に馴染むようにリカラーをさせていただいています。

いかがでしょうか？

今回のご相談のまとめ

本日はIL BISONTE(イルビゾンテ)のお財布の部分的な黒ずみリカラー修理をご紹介いたしました。

この度は修理のご依頼を頂きまことにありがとうございました。

これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。

イルビゾンテの修理事例はこちら！

黄ばみ、黒ずみ修理の修理事例はこちら！

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