バーキンの底面の金具が無くなってしまった。底病交換の修理をさせて頂きました。

ご覧頂き誠にありがとうございます。
神戸のレザーリペアショップstuts(スタッツ)です。

本日は、HERMES / エルメスのバーキンの修理事例をご紹介いたします。

さて、今回はこちらのバーキンがどのような修理になったかご覧ください。

また、こちらの記事と同じような症状でお困り、お悩みの方に少しでもお役に経てれば幸いです。

ご依頼品の詳細

ブランド/製品名：HERMES(エルメス)/バーキンタイプ
製品種別：バッグ
カラー：ブラック
現在の状態：バッグ底面の底鋲金具の外れ
ご依頼内容：底鋲金具の取り付け、交換修理

before-after　修理前後写真

【before/after】

・バッグの正面から。正面から見ると特に修理箇所は見当たりません。

・バッグの底面です。四つ角に取り付けてある金具が一つ無くなってしまったということでご相談を頂きました。

・底面を守るためにデザインされている底病金具ですが、それが無くなるということはキズなどが入りやすくなってしまうので大変です。

・無くなってしまった1か所に、新しい底病金具を取り付けさせていただきました。

いかがでしょうか？ 

今回の修理のご相談は？

本日は、HERMES(エルメス)のバーキンタイプバッグの底鋲交換のご紹介です。

バッグ底面の保護のためにデザインされた、円柱型の底鋲金具が取れて、いつの間にかどこかへ無くなってしまったという事で、金具の交換のお問い合わせを頂きました。

やはり、バッグのパーツの中でも負荷の掛かりやすい底鋲は、バッグを置いた時などに衝撃が加わりやすく、ネジ式の底鋲は徐々にネジが緩んでしまうケースがありますね。

バッグ側に取り付けられている底鋲の土台が無くなっていると、縫製などを解いていかないと修理、交換が出来ず大変なんですが、今回の場合は土台部分がそのままバッグ底面に残っていましたので、円柱型の金具だけを取り付けさせて頂きます。

また、今回は専用の接着剤も詰めてから底鋲交換を致しますので、底鋲が簡単に緩んで外れてしまうようなケースは低くなると思います。

今回の修理内容は？

バッグの底面に4箇所取り付けられているシルバーの底鋲金具ですが、こちらの金具はネジ式になっていてクルクルっと回せば取り外しが出来るようになっています。

そんな底鋲が、日々バッグを使っている間にちょっとずつ、ちょっとずつネジが緩んでしまって、気付いた時には1箇所だけ底鋲がどこかへ無くなってしまっていたそうです。

底鋲が外れてしまった状態では、ただただネジのオス側がバッグの底面から突き出た状態になってしまって、手や他の物を傷つけてしまう可能性が高まってしまって大変危険です。

今回の修理内容と致しましては、外れていない他の3箇所の底鋲に近い金具でパーツ交換をさせて頂きました。

今回のご相談のまとめ

今回はエルメスのバーキンの底鋲金具の交換修理をご紹介させて頂きました。

この度は修理のご依頼を頂きまことにありがとうございました。

これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。

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