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【 WAKO / バッグ 修理事例 】ハンドバッグに付いたアルコール染みの修理をご紹介!

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WAKOのハンドバッグに付いたアルコール染みお悩みを解決!

 

ご覧頂き誠にありがとうございます。
神戸のレザーリペアショップstuts(スタッツ)です。

 

本日は、WAKO(ワコー)ハンドバッグにアルコールが掛かってしまい染みのようなものが出来てしまったという事で修理をさせて頂きましたので、修理事例をご紹介いたします。

 

さて、こちらのWAKOのバッグがどのような修理になったかご覧ください。

また、こちらの記事と同じような症状でお困り、お悩みの方に少しでもお役に経てれば幸いです。

 

ご依頼品の詳細

 

ブランド/シリーズ名 : WAKO(ワコー) /

製品種別 : ハンドバッグ

カラー : ブラウン

現在の状態 : バッグにアルコールが掛かって出来た染み、変色

ご依頼内容 : 部分シミ補修、リカラー

 

ご相談内容は? -消毒用のアルコールが掛かって染みのようなものが出来た-

 

本日はWAKO(ワコー)のハンドバッグの修理のご相談です。

 

 

 

言わずと知れた銀座、WAKOのハンドバッグです。

今回はコロナ禍以降に増えたご相談事1位の消毒アルコールによるトラブルですね!

 

 

世界中で新型コロナが流行して以降、自宅やお店などどこに行くにしてもアルコールで消毒する機会が増えましたよね。
私も経験があるのですが、店舗などで置かれてるアルコールって出方が様々で、ちょっとしか出ないモノもあれば、手がビチャビチャになるくらい大量に出るモノもあって、たまにあまりの出方にビックリする時があります。

今回のご相談では、そんなアルコールが持っていたハンドバッグに掛かってしまい、変な染みのようなモノが出来てしまったというお悩みです。

 

 

どのような状況でこのような染みが出来てしまったかは分かりませんが、染みのような痕を拝見すると、大きく垂れたような痕の周りにアルコールが飛び散ったような小さな粒々も見られます。

恐らくは革の中に染み込んで出来たシミというよりは、レザー表面の光沢のあるコーティングに影響を与えてしまい、アルコールが掛かってしまった箇所だけ艶が無くなってしまったというような感じになっています。

 

 

それでは今回も修理をはじめていきましょう!

 

こちらのWAKOのハンドバッグがどのようになったか、続きをご覧ください!

 

修理内容は? -アルコールが掛かった部分をリカラー補修-

 

今回の修理内容は、部分的なリカラー修理になります。

 

 

不幸中の幸いと言っていいのか分かりませんが、今回のご相談ではバッグの蓋の箇所だけにアルコールが掛かっただけで、それ以外の箇所は特に問題はありませんでした。

なので、シミのような痕が出来てしまったフタの部分だけをリカラーとツヤ加工していきます。

 

 

とりあえず、リカラーまで行かずに補修は出来ないかと思ったので、ちょっとメンテナンス的な作業などを試してみたのですがダメでした。

実は修理作業の下処理作業でもアルコールはよく使うんです。
これは元々の表面加工があると、補修剤やカラーリング剤がキレイに定着してくれないので、それを拭き取るためにアルコールを使用するのですが、今回のご相談ではアルコールが表皮に掛かった事で意図せずに表面加工を侵してしまったという状態だと思います。

 

 

今回の修理作業では、フタ部分の下処理を行ってからバッグ本体のお色に合わせたカラーリング剤でリカラーを行い、仕上げにツヤの調整をさせて頂きました。

今回のような部分的なリカラーは、修理しない箇所との見た目の差が出てはいけないので、かなり慎重に色とツヤの調整をするんで、結構神経を使います!

 

目立っていたアルコール痕も分からなくなって、本体との統一感も取れたのではないでしょうか。

 

こちらで今後も気持ちよくご使用いただけたら幸いです。

 

before-after 写真

 

【before/after】

・ハンドバッグの正面から。銀座WAKOのハンドバッグの修理相談でした。
新型コロナウィルスが流行して、当店でもご相談が増えている内容1位の消毒アルコールでのトラブルでした。

 

・消毒用のアルコールがバッグに掛かってしまい、染みのようなものが出来てしまったという事でのご相談です。
恐らく染みというよりは、アルコールの影響で表皮の加工を侵してしまい白ボケてしまった状態だと思います。

 

・修理としましては、リカラーとツヤの調整をさせて頂きました。
お手入れでどうにかなるかと思いいろいろ試してみたのですが、やはりそもそものコーティングに影響が出てしまっているので、本体のお色に合わせたカラーリング剤でリカラーを行い、仕上げにツヤの調整を致しました。

 

・不幸中の幸いというのか、今回のご相談ではアルコールが掛かったのがフタ付近のみで、バッグ本体は何も問題ありませんでした。
なので、色や艶に違和感が出ないように注意をしながら、フタのみを部分的に補修させて頂きました。

 

いかがでしょうか?

 

 

今回のご相談のまとめ

 

本日はWAKO(ワコー)のハンドバッグに、アルコールが掛かったという事でリカラー修理をご紹介いたしました。

 

この度は修理のご依頼を頂きまことにありがとうございました。

これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。

 

 

ハンドバッグの修理事例はこちら!

 

シミなどの修理の事例はこちら!

 

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