【 ルイヴィトン / お財布 修理事例 】エピの長財布の色剥がれや表面の痕の修理のご紹介です!!
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ルイヴィトンのエピの長財布 表面の色剥がれや使用痕のような凹みのお悩みをリペア補修で解決!
ご覧頂き誠にありがとうございます。
神戸のレザーリペアショップstuts(スタッツ)です。
本日は、LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)のエピの長財布の修理をさせて頂きましたので、修理事例をご紹介いたします。
さて、こちらのルイヴィトンのお財布がどのような修理になったかご覧ください。
また、こちらの記事と同じような症状でお困り、お悩みの方に少しでもお役に経てれば幸いです。
目次
ご依頼品の詳細
ブランド/シリーズ名 : LOUIS VUITTON(ルイヴィトン) / エピ
製品種別 : 長財布
カラー : ブラック
現在の状態 : 塗装剥がれ、表面の凹み、スレ傷など
ご依頼内容 : スレ傷補修、リカラー修理
ご相談内容は? -他店で修理した表面が短期間で剥がれてきて困っている-
本日はLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)のエピの長財布修理のご相談です。
ご使用年数は10年程で、お財布の買い替えもご検討されていたそうですが気に入るお財布が見つからず、今回修理のご相談を頂きました。
実はこちらのお財布ですが、当店のご相談いただく半年ほど前に別のレザーリペア店にご依頼をされたんだそうです。
10年程のご使用なので、元々は経年劣化のスレ傷などが目立っていたという事で一度レザーリペアのご依頼をされましたが、修理後すぐにキズが入ったり塗装が剥がれてきたりで、せっかく修理したのに半年程度で目立つダメージが出てしまったそうです。
思い入れのあるお財布という事で、何とか再修理が出来ないかという事でこの度ご相談を頂きました。
お財布の状態を拝見しますと、ご相談頂きましたように表面のスレ傷はもちろんなんですが、爪を押し当てたような凹みであったり、なぜか表面が白ボケたような箇所が出ていました。
レザーリペアをご依頼されるのもそんなお手軽なモノではありませんので、せっかく修理したのに半年でこれではショックですよね。
他店で修理されたモノのお直しの場合は、どのような修理がされたか分からないので、仕上がりや耐久性などに影響を与えてしまう可能性がありますので、修理作業としては難しくなってしまうケースもあるんですね。
今回は、今後も出来る限り長く大事に使っていきたいというお気持ちもお伺いしましたので、少しでも当店でお力になれればという事で修理のご依頼を頂くことになりました。
さて、こちらのルイヴィトンのお財布がどのようになったか、続きをご覧ください!
修理内容は? -塗装剥がしをしてから、スレ傷補修とリカラー修理-
今回の修理内容は、塗装は剥がしをしてからのスレ傷の補修とレザーリカラー修理です。
まずお財布の状態を拝見しますと、リペアされた塗膜が定着しておらず、コーティングも不安定な弱いものが使われてしまった可能性が考えられました。
このようなケースの場合、上からどれだけスレ傷補修やリカラーをさせて頂いてとしても、土台部分の定着が弱いため、どうしても表面がすぐに剥がれてきてしまう可能性が残ってしまいます。
今回の修理作業では、まず以前リペアされた塗装を全てキレイに剥がすことから始めていきます。
革を傷めないように、数種類の薬品を塗装はがしの効果が優しい方から順番に使って、塗装を剥がしていきます。
定着がしっかりしている場合は、効果の強い薬品でゴシゴシ拭き取っていかなければならないのですが、今回の場合は一番優しい薬品でも簡単に剥がれてきてしまう状態だったので、革を傷みも少なく修理をさせて頂くことができました。
下処理で塗装をキレイに拭き取れば、あとは通常のスレ傷補修とリカラーの作業を進めていきます。
キズ埋め剤などの補修剤で表面のスレ傷を整えてから、色の調整をしたカラーリング剤でリカラーをさせて頂きます。
元々のダメージが深い部分もあったので、修理痕のデコボコは残ってしまいましたが、塗装剥がれや凹んだ痕などはかなり目立たなくなったと思います。
最後のツヤの調整とコーティングをすれば、今回の修理は完了です!
これで今後も気持ちよくご使用いただけると思います。
before-after 写真
【before/after】
・お財布の正面から。今回はルイヴィトンのエピの長財布のご紹介です。ご使用年数は10年程ですが、以前にスレ傷などが目立ってきたため、他のレザーリペア店へご依頼をされたそうです。ただ、修理後すぐにキズのような凹みが入ってしまったり塗装が剥がれてきたそうで、大変ガッカリされていたそうです。
・修理以外にお財布の買い替えもご検討されたいたそうですが、気に入ったお財布が見つからず思い入れのあるお財布だという事で、今回修理のご相談を頂きました。他店の修理のお直しの場合、他店の作業内容が分からないので難しくなってしまうケースもあるのですが、今後も出来るだけご愛用されたいという事でしたので、お力になれればと思い修理させて頂くことになりました。
・塗装剥がれやスレ傷はもちろんなんですが、原因不明の白い痕が出てしまうようになっていました。恐らく表面加工が不安定だったりすることが原因だと思いますが、半年前に修理したとは思えない箇所が何か所か見られました。
・お財布の状態を確認すると、他店さんがされたキズ補修やリカラーの塗料が定着していないような様子が見られました。定着を強固にするために、修理された塗膜を一度すべて剥がしてから、スレ傷補修とリカラーの作業を進めさせて頂きました。
いかがでしょうか?
今回のご相談のまとめ
本日はLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)のエピの長財布の、塗装剥がれとスレ傷、リカラー修理修理をご紹介いたしました。
この度は修理のご依頼を頂きまことにありがとうございました。
これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。
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