【 TUMI / ビジネスバッグ 修理事例 】バッグの持ち手剥がれの修理をご紹介!
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TUMIのビジネスバッグ 持ち手の剥がれのお悩みをコバ再加工修理で解決!
ご覧頂き誠にありがとうございます。
神戸のレザーリペアショップstuts(スタッツ)です。
本日は、TUMI(トゥミ)のビジネスバッグの修理をさせて頂きましたので、修理事例をご紹介いたします。
さて、こちらのTUMIのバッグがどのような修理になったかご覧ください。
また、こちらの記事と同じような症状でお困り、お悩みの方に少しでもお役に経てれば幸いです。
目次
ご依頼品の詳細
ブランド/シリーズ名 : TUMI(トゥミ) /
製品種別 : ビジネスバッグ
カラー : ブラック
現在の状態 : 持ち手のゴムのような部分が剥がれた
ご依頼内容 : 持ち手コバの再加工修理
ご相談内容は? -バッグ持ち手のゴムみたいな部分が剥がれて困っている-
本日はTUMI(トゥミ)のビジネスバッグの修理のご相談です。
耐久力が高く、ビジネスシーンでも大人気のTUMI(トゥミ)のビジネスバッグですね。
オフィス街などを歩いていると、結構な確率でTUMIのバッグを持たれている方を見かけます。
TUMI(トゥミ)は、1975年にアメリカで設立されました。
社名の由来は、ペルーの偶像「トゥミ」。
創業者が南米の青年平和部隊のボランティア活動に参加したそうで、そのことがきっかけでこの社名になったそうです。
使用されているのナイロン素材は「バリスティックナイロン」と呼ばれるもので、1980年代にこの「バリスティックナイロン」で黒一色で機能性に優れたビジネスバッグで成功をおさめたブランドです。
ご使用年数がかなり長いとの事でしたが、お聞きした使用年数には見えない綺麗な状態のバッグでした。
持ち手の革も柔らかいながらも強い牛革が使用されていて、こちらの革の状態もとても良かったです(*’▽’)
ただ写真をご覧いただくと、持ち手部分でゴムのような塗料で加工された箇所が剥がれている事が分かると思います。
長年のご使用で、コバと言われる革の断面に塗料などで加工された箇所が剥がれてきてしまい困っているという事で、今回修理のご相談を頂きました。
少し画像では見づらいのですが、直接手が触れる機会の多いセンター部分はコバが広範囲で剥がれてしまっています。
それ以外の剥がれていない部分もコバが割れていたり、一部剥がれたりしています。
さて、こちらのTUMIのビジネスバッグがどのようになったか、続きをご覧ください!
修理内容は? -持ち手のコバ再加工修理-
今回の修理内容は、剥がれてしまっている持ち手コバの再加工修理です。
まず持ち手の状態を確認していくのですが、持ち手の真ん中付近の手で握る部分が大きく剥がれていますが、持ち手の根元などは剥がれずに残っている箇所も見られます。
しかし、今後すぐに剥がれそうな部分を残して補修をしてしまうと、同じようなコバ剥がれが出てしまいます…
そのため、コバの状態をしっかり見ながら、定着が弱っている箇所は全て再加工をさせて頂きます。
汚れ落としや弱っているコバを剝がしたりなど、下処理をしっかりとしてから、ツヤとお色を調整したコバ補修剤で再加工をしていきます。
コバと言いましても、革の種類などに合わせて加工方法は様々で、一般的には今回のような塗料での加工と、磨き加工があります。
どちらにしても革の断面部分の毛羽立ちを抑えて、見た目をキレイにするために加工をするという目的があるのですが、塗料でのコバ加工の場合は何度も塗り重ねて少し厚め仕上げるのがポイントになります。
仕上げに塗料の定着のためにコーティングをして、今回は修理完了ですね!
これで今後も気持ちよくご使用いただけると思います。
before-after 写真
【before/after】
・バッグ全体。ビジネスマンに人気の高いTUMIのビジネスバッグです。ご使用年数がかなり長いとお伺いしましたが、バッグ全体はとてもキレイにお使いですね。
・今回は持ち手のゴムのような部分が剥がれてきて困っているという事で修理をご相談頂きました。コバと言われる革の断面を加工した箇所で、長年の使用でその加工が剥がれてきてしまっています。
・手で握る持ち手の真ん中部分のコバ剥がれが目立ちますが、根元付近はそこまで大きなダメージは見受けられません。ですが、定着の弱っている箇所をそのまま放置してしまうと、すぐに同じような剥がれが出てきてしまう恐れがあります。
・ツヤの感じと色を調整したコバ補修剤で、持ち手のコバを再加工させて頂きました。弱っていた箇所は全て剥がしてから再加工致しましたので、これで今後も気持ちよくご使用いただけると思います。
いかがでしょうか?
今回のご相談のまとめ
本日はTUMI(トゥミ)のビジネスバッグの持ち手コバの再加工修理をご紹介いたしました。
この度は修理のご依頼を頂きまことにありがとうございました。
これで今後も気持ちよくお使い頂けますと幸いです。
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