エルメスのエブリンウォレット修理！スライダーの交換でお悩みを解決！

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神戸のレザーリペアショップstuts(スタッツ)です。

本日は、HERMES(エルメス)エブリンウォレットのお財布修理をさせて頂きましたので、修理事例をご紹介いたします。

さて、こちらのエルメスのお財布がどのような修理になったかご覧ください。

また、こちらの記事と同じような症状でお困り、お悩みの方に少しでもお役に経てれば幸いです。

エルメスのエブリンのお財布ってどんなお財布？

エルメスの中でも人気の高いエブリン。
パンチングで空けられた穴でHの文字がデザインされているのが特徴的で、発売されたから40年以上も愛され続けているシリーズになります。

エブリンというと真っ先にバッグをイメージされる方が多いのではないでしょうか？

少し縦長のショルダーバッグが代表的ですが、エブリンウォレットはその人気シリーズのお財布になります。

エブリンのお財布は、長財布や2つ折り財布、お札入れやコインケースと様々な種類がありますが、今回のブログ記事で紹介させていただくのは2つ折りタイプのお財布になります。

豊富なカラーバリエーションとシンプルなデザインも特徴ですね。

今回のご相談は、ファスナーが閉まらなくなってしまったというお悩みです。

スライダーという開閉金具をどちらに動かしても、お財布が開きっぱなしの状態。
これでは中身が出てきてしまいますよね！

これではお財布として安心して使えないという事で、修理のご相談をいただきました。

お財布の外周にコの字にファスナーが取り付けられているお財布を一般的にラウンドファスナーやラウンドジップなどと言います。

このラウンドジップタイプのお財布でファスナーが閉まらなくなったという症状は結構あるあるで、ファスナーを開け閉めする頻度が高い部分は負荷が掛かりやすくて、このような状態になりやすいんですね。

それでは今回もさっそく修理をはじめていきましょう！

こちらのエルメスののお財布がどのようになったか、続きをご覧ください！

今回のご相談はファスナーの開閉不良です。

当店へお財布をお送りいただき検品させていただきましたが、スライダーというファスナーを開け閉めする金具が不具合を起こしているだけで、それ以外には大きなダメージは無さそうでした。

このような状態であればスライダーのみを交換すれば、また以前のような開け閉め出来るようになることが多いです。

エルメスの製品の多くはririというメーカーのファスナーが使われています。

ファスナーってどこのメーカーのモノも似たような形をしているので、どのファスナーメーカーのパーツでも使えそうな気がしませんか？
当店へのご相談でも「YKKで交換して欲しい」などとお声をいただく事があるんですが、実際は互換性が無くて他社のスライダーは取り付け出来ないというケースが多いんですね。

なので、エルメスのようにririファスナーが使われている場合は、ririのスライダーで修理をさせていただきます。

エルメスオリジナルのファスナーエンドのHの金具もそのまま修理をする事が出来ました。

こちらで今後も気持ちよくご使用いただけたら幸いです。

この度は修理のご依頼を頂きまことにありがとうございました。